じゃじゃーーん♡
結婚記念日にお揃いの革靴を購入しました☺
(随分と前の話ですが・・・^^;)
私が欲しいと言ったDr.Martens♡
どうやら主人いわく、履く前にすることがあるのだとか??
ということで、今回はお店に行かなくても自宅でできるプレメンテの紹介をします!
・プレメンテとは何か
・プレメンテに必要なものは?
・自宅でしたほうがいい理由
この記事を最後まで読んでいただければ、自分で買った革靴を一生愛して履き続けれる、そんな素敵な一日のきっかけになると思います☺
実際に私は自分でプレメンテを行いました。初めての革靴で右も左もわかりませんでしたが、夫に教えてもらいながらなんとか無事にできました☺
実際に行った手順や、準備が必要なものなど解説して行くので、ぜひ最後まで御覧ください!
それでは早速行きましょう!
目次
1.プレメンテとは?
プレメンテとは、革靴を購入してから履く前に行う手入れのことです。
新品なのに手入れ・・・?と不思議に思う方もいらっしゃるかと思いますが、
実際にはこのメンテナンスが革靴の一生を左右すると言っても過言ではないのです。
革靴は、工場から直通で消費者の手元に届くわけではありませんので、その行程の中でどうしても革が乾燥してしまいますし、お店に並んでいるものであればホコリなどで汚れていることもあります。
それを履く前にきれいにして、しっかりと保湿をすることで一生履くことのできる最高の状態を保てます。
手順は後で写真つきで解説しますので簡単にお伝えすると、
- ブラッシングでホコリやゴミを取り除く。
- 靴についている古いクリームなどを取り除く。
- 新しいクリームで保湿する。
という流れになります。人間でいえば、クレンジングですっぴんにしてから保湿して完成。みたいな感じです(笑)
赤ちゃんも生まれた頃は入念すぎるほど保湿しますよね。革靴にとってもその小さな積み重ねが、何十年と履いていく中で大きな差につながるのです。
2.プレメンテに必要なもの
さて、次にプレメンテに必要なものをご紹介いたします。
最低限あればいいものをピックアップしておきますね☺
- シューツリー
- 馬毛ブラシ
- ペネトレイトブラシ
- 豚毛ブラシ
- リムーバー(汚れ落とし)
- 靴クリーム
- ムートン
とりあえずはこれがあれば大丈夫でしょう!
説明していきますね~!
○シューツリー
シューツリー(シューキーパーとも言う)は、靴の型崩れを防いでくれるだけでなく、靴の中の消臭や除湿の役割をしてくれます。革靴一つに付き絶対一つは持っておくべきアイテムですね。特に良い物じゃないとだめ!というわけではありませんが、靴のサイズと形にあったものを選びましょう。
材質はシダーがオススメです!香りも良くて、防臭除湿効果に優れるからです。
値段も2,000円~5,000円くらい出せば買えるものがほとんどです。ネット販売であっても、サイズ交換に対応してくれるショップもあります。下記にリンクを置いておきますね。
シューツリーの詳しい説明についてはまた別の記事にて解説しますね!
↓おすすめのシューツリーはこちら↓
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○馬毛ブラシ
馬毛ブラシは、主に靴についたホコリや汚れを取り除くためのブラッシングに使います。毛が柔らかく、ササッとブラッシングするだけで大体のホコリが落ちます。
最初は特に拘る必要もないので、持ちやすくて好きなデザインのものを選びましょう。
有名なところでいうと、
この3つがおすすめですね。どれでも使いやすくて長持ちするのでいいと思います!
価格:2090円 |
M.MOWBRAY M.モゥブレィプロホースブラシ PRO HORSE BRUSH 靴用ブラシ(ドイツ製) 良質の馬毛(100%)を使用 価格:1430円 |
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○ペネトレイトブラシ
ペネトレイトブラシは、靴にクリームを乗せる際に使うブラシです。必ず必要!ってわけではないですが、手で塗るとどうしても汚れますし、ブラシなら手で塗れない細かいところにまで塗り伸ばすことができます。
逆に手で塗るメリットもあります。
ペネトレイトブラシでクリームを乗せるのはとてもカッコイイですが、なれないうちは素手で作業してももちろんオッケーです◎
価格:1140円 |
○豚毛ブラシ
豚毛ブラシは、ペネトレイトブラシや素手で載せたクリームを、靴全体になじませるためのブラシです。馬毛のブラシに比べて毛が硬く、擦る時の熱でクリームを溶かしながら革に浸透させていきます。
力を入れて磨くので、持ちやすくて大きい方がおすすめです!クリームの色に合わせてブラシの毛の色を変えるといいと思います☺
靴磨き 豚毛ブラシ M.MOWBRAY モゥブレィ モウブレイ ワークブラシ 価格:1100円 |
○リムーバー(汚れ落とし)
リムーバーは、靴についた汚れや古いクリームを取り除くために使う汚れ落としです。
クロスなどに適量取って磨き込んでいきます。クロスに汚れが付着して、靴の表面はサラッとしてきたらオッケーです。
靴磨きをする際に毎回使うので、それなりの大きさのものを買うと良いでしょう。
有名なのは、M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のステインリムーバーです。これを一つ持っておけば、しばらく使うことができます!
価格:2200円 |
○靴クリーム
靴クリームは革の保湿や艶出しをするためのクリームです。人間で言えば化粧水や乳液ですね。色んなメーカーから数多くの種類が出ています。好みや靴によって使い分けるのがいいと思います。自分は主にこの2つを使っています。保湿力とツヤ感に優れていて、とても使いやすいです!
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○ムートン
ムートンは特別必要というわけではありませんが、磨き終わったあとにムートンをかけてあげるだけで、ツヤ感が一気に増します。鏡面磨きと言って、顔が映り込むくらいピカピカに磨くにはワックス処理が必要になりますが、そこまで輝かなくていいと言うのであればムートンがけするのをおすすめします!
【あす楽】靴磨き 布 クロス【ポイント10倍】ムートンクロス グローブクロス 価格:1100円 |
○困った時はこれを買え!
ここまでおすすめを紹介してきましたが、とはいえこれだけの種類があると困るよという方のために、初心者が買うといいセットになった商品もご紹介します。
今後買い揃えていくには上記のものをチョイスしていただくといいですが、最初は初心者セットでも申し分ないです。ぜひご活用ください♡
↓SAPHIR(サフィール)スターターセット↓
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○その他
ほかには、
などなど、靴磨きを楽しむ上であるといいものがありますが、長くなってしまうのでまた別の記事で詳しく解説します☺
3.プレメンテを自分で行った方がいい理由
ここまで読んでいただいた方の中には、
「自分一人でやるの難しそうだな」
「作業が多くてめんどくさそうだな」
「お金取られてもお店でしたほうがいいんじゃないかな」
そう思われた方もいるかも知れません。
結論から言うと、初めてだから自分でやることをおすすめします。
理由は簡単で、
はじめは難しいと思うかもしれませんが、本記事であったり、YouTubeなどで簡単なやり方が公開されています。その通りにやれば誰でもすぐにプレメンテができるようになります。自分ですることで、革靴の状態であったり適切なケアの方法がわかるようになり、長持ちさせることができますし、愛着が湧いて一生履くことのできる革靴が完成します☺
もちろん、定期ケアや修理などは専門の業者さんに頼るのはありだと思います!自分にはできない専門的な内容であったり、時間がなかったりなど困ったときには積極的に頼りましょう!
せっかく自分で買った大切な革靴です。この記事とともに、初めてのプレメンテしませんか?
4.プレメンテのやり方を解説
ここからはプレメンテのやり方について解説していきます!
Ⅰ.靴紐を外す
まずは新品の革靴を用意してから
靴紐を外します。最後に通し直します。
Ⅱ.シューツリーを入れる
シューツリーを用意します。
靴の中にシューツリーをしっかりと入れます。
靴のシワを伸ばすことで、細かいとこまで磨くことができます。
Ⅲ.馬毛のブラシで全体のホコリを落とす
馬毛のブラシで全体のホコリを落とします。汚れ落としの前に軽くきれいにしておきます。あまり力を入れずに、毛を寝かせないようにホウキで掃くイメージでブラッシングすると良いです◎
Ⅳ.リムーバーで汚れを落とす
リムーバーで古いクリームや汚れを落とします。ここで革をすっぴんにしていきます。革にしっとり感がなくなってくると思います。
Ⅴ.靴クリームを乗せる
ペネトレイトブラシや素手で、クリームを乗せていきます。靴全体に薄く乗るように点々と乗せていくと均等に塗り伸ばしやすいです。
Ⅵ.豚毛ブラシでクリームを擦り込む
※写真撮り忘れてました^^;(違う画像ですがお許しください・・・)
豚毛ブラシで擦りながら、熱で溶かして擦り込んでいくイメージで革になじませます。この作業だけでかなりツヤ感も出てしっとりしてくると思います。
Ⅶ.仕上げ
※同じく・・・
この写真はワックス仕上げを行っていますが、ムートンなどで乾拭きしながら余分なクリームを取り除き、磨いてあげると艶が出ます。
Ⅷ.靴紐を通す
靴紐を外すときの写真ですが(笑)
外していた紐を元に戻して完成です♡
後半はほとんど写真を撮っていませんでしたね(泣)
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
初心者にも簡単にプレメンテはできます!難しいと思うのは初めてだからです。最初は私もそう思ってました。でもおかげでとっても愛着が湧いて、今でも大事に履いています。自分の足型にソールが沈んで、とても履きやすい靴になりました♡
ちなみに・・・
なんと・・・
この次の日に先端削っちゃいました(泣)
傷もまた共に生きた証拠。愛せますね。
この記事を見て革靴や靴磨きに興味を持ってくださった方がいらっしゃれば本当に嬉しいです!
これからも一緒に革靴LIFE、楽しんでいきましょう~♪
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